毎日決まった時間にプロペシアを飲む、と心に決めていても、忙しい日々の中では、うっかり飲み忘れてしまうこともあるでしょう。そんな時、「効果がなくなってしまうのでは」「どう対処すればいいのか」と、焦りや不安を感じるかもしれません。しかし、一度や二度の飲み忘れで、これまでの努力が全て水の泡になるわけではありません。大切なのは、慌てず、正しい対処法を知っておくことです。まず、飲み忘れに気づいたのが、本来飲むべき時間からそれほど経っていない場合、例えば「12時間以内」であれば、気づいた時点ですぐに一錠服用してください。そして、次の日の服用は、いつも通りの時間に行います。これにより、血中濃度の低下を最小限に抑えることができます。例えば、いつも朝8時に飲んでいる人が、その日の昼過ぎに飲み忘れに気づいた場合は、すぐに飲んで、翌日からはまた朝8時に戻す、という形です。問題は、飲み忘れに気づいたのが、次の服用時間が近づいている場合です。例えば、いつも朝8時に飲んでいる人が、その日の夜になって飲み忘れに気づいたようなケース。この場合、絶対にやってはいけないのが、「前日分と合わせて二錠飲む」ことです。一度に倍の量を服用しても、効果が倍になることはなく、むしろ副作用のリスクを高めるだけの危険な行為です。この場合は、忘れた分は潔くスキップし、次の日のいつも通りの時間に、通常通り一錠だけ服用してください。プロペシアの効果は、一日や二日飲まなかったからといって、急激に失われるものではありません。AGAの進行は非常にゆっくりとしたプロセスであり、長期的な継続によって効果が維持されます。そのため、たった一度の飲み忘れが、治療全体に致命的な影響を与えることはないのです。最も避けるべきなのは、飲み忘れをきっかけに「もう面倒だ」と服用そのものをやめてしまうことです。飲み忘れは誰にでもあること、と割り切り、次の日からまた淡々と服用を再開する。その気持ちの切り替えと、継続する意志こそが、治療を成功に導く上で何よりも重要なのです。
プロペシアの飲み忘れ!気づいた時の正しい対処法